自炊初心者がまずはマスターしたいのが、ごはんを炊けるようになること!
包丁もフライパンも必要ないので料理スキルがなくても自炊をスタートできます。
ごはんを炊くだけでも立派な自炊です。
炊きたてのほっかほかのごはんに、お好みのごはんのお供をのせて食べるのは至福のひと時…!
さぁ、さっそくごはんを炊いて自炊の一歩を踏み出しましょう!
炊飯器で簡単!ごはんの炊き方
まずは定番の炊飯器を使ったごはんの炊き方です。
炊飯器のメリットは、何と言ってもボタン1つでご飯が炊けること!
火加減を調整する必要がないので炊いている間に目を離して別のことができます。
「予約機能」を使えば仕事前にセットしておいて、仕事終わりに炊きたてのごはんを食べることも可能です。
- STEP1米を量る
炊飯器のついているお米曜の計量カップを使用し、必要なお米の量を量ります。
- STEP2米を洗う(1回目)
お米を初めて洗うときは、水を入れたらさっとかき混ぜてすぐに水を捨てます。
お米は乾燥しているので、水を加えると一気に水を吸収します。
その時にお米に残っている糠(ぬか)の匂いも吸収してしまうので、始めの洗いは素早くかき混ぜて白くなった水はすぐに捨てるのがポイント! - STEP3米を洗う(2回目以降)
手でお米を優しくかき混ぜる→水を加え軽く混ぜる→水を捨てる
この作業を2〜3回繰り返します。
完全に水が透明にならなくても大丈夫です - STEP4水を加える
炊飯器の内釜にあるメモリまでお水をいれます
- STEP5蓋をして炊飯ボタンを押す
あとは炊き上がりを待つだけ。
- STEP6完成
炊きあがったら、しゃもじで切るように混ぜるようにしましょう!
水分でごはんがべちゃっとなりにくいです。
炊飯器がなくてもごはんは炊ける!
「炊飯器がないからパックごはんでいいや…」
なんて思っていませんか?
実は、鍋や電子レンジでもごはんが炊けるんです!
炊飯器がなくてもごはんを炊く方法を2つご紹介します
鍋や土鍋で炊く方法
「鍋で炊くのは、難しそう…」と思うかもしれませんが、実は慣れれば簡単。
ごはんがふっくら美味しく炊けます。
香ばしい「おこげ」ができたり鍋炊きならではの美味しさを体験できますよ!
- STEP1米を量る
スケールやお米用の計量カップを使い、必要なお米の量を量ります。
- STEP2米を洗う(1回目)
お米を初めて洗うときは、水を入れたらさっとかき混ぜてすぐに水を捨てます。
お米は乾燥しているので、水を加えると一気に水を吸収します。
その時にお米に残っている糠(ぬか)の匂いも吸収してしまうので、始めの洗いは素早くかき混ぜて白くなった水はすぐに捨てるのがポイント! - STEP3米を洗う(2回目以降)
手でお米を優しくかき混ぜる→水を加え軽く混ぜる→水を捨てる
この作業を2〜3回繰り返します。
完全に水が透明にならなくても大丈夫です - STEP4水を加え、浸水する
鍋に洗ったお米と計量したお水をいれて浸水します。
夏場は30分、冬場は1時間を目安に米を水につけます(浸水) - STEP5鍋に蓋をして、中火〜強火で火にかけ沸騰させる
ぶくぶくと鍋の蓋から泡がこぼれてくるのが合図
- STEP6火を弱火にして12〜15分炊く
- STEP7火を止めて10分ほど蒸らす
⚠蓋は絶対に開けない
- STEP8完成!
しゃもじでさっくり混ぜます。
鍋炊きのポイントは途中で蓋を開けないこと!
水分が蒸発してしまったり、温度が下がってしまいベタつきやうまく炊き上がらない原因になります。
電子レンジで炊く方法
電子レンジ炊飯器は、通常の炊飯器より低価格で購入できるため、お金をかけたくない人におすすめです。
- STEP1米を量る
お米曜の計量カップを使用し、必要なお米の量を量ります。
- STEP2米を洗う(1回目)
お米を初めて洗うときは、水を入れたらさっとかき混ぜてすぐに水を捨てます。
お米は乾燥しているので、水を加えると一気に水を吸収します。
その時にお米に残っている糠(ぬか)の匂いも吸収してしまうので、始めの洗いは素早くかき混ぜて白くなった水はすぐに捨てるのがポイント! - STEP3米を洗う(2回目以降)
手でお米を優しくかき混ぜる→水を加え軽く混ぜる→水を捨てる
この作業を2〜3回繰り返します。
完全に水が透明にならなくても大丈夫です - STEP4電子レンジ炊飯器の容器に洗ったお米、計量したお水を加えて、浸水する
夏場なら30分、冬場なら60分ほどが浸水の目安です。
- STEP5電子レンジ炊飯器の説明書通りに蓋をセットして、電子レンジで加熱する
(加熱時間はメーカーによって異なるので、使用している商品の説明書を確認してください)
- STEP6完成!
炊きあがったら、10分ほど蒸らし、しゃもじで切るように混ぜるようにしましょう!
ごはんは多めに炊いて保存が便利
2~3合分のごはんをまとめて炊いて、1食分ずつ小分けに冷凍保存しておくととっても便利。
毎回ごはんを炊く必要がなく、電子レンジで約2分程温めるだけでごはんが食べられ、かなりの時短になります。
生まれた時間で、他のおかずやスープなどを準備する時間に使えます。
仕事終わりや遅い時間にお腹がすいても冷凍ごはんがあれば忙しくてもササっと食事でき、心のゆとりが生まれます。
ごはんの冷凍方法は?
ごはんは炊きたての熱いうちに、1食分ずつラップで包んで冷凍庫へ。
時間が経つと風味が落ちるので、「炊けたらすぐ冷凍」がコツです!
ラップの代わりに「ごはん専用の冷凍保存容器」を使えば、炊きたてのようなおいしさがキープできます!
底にすのこが付いていて、電子レンジで解凍した際に余計な水分が落ちるのでべちゃっと感が軽減できます。
洗って何度も使えるのでエコ&時短。
▼おすすめの冷凍保存容器はこちら
4個入りが2〜3合炊いたときに丁度いい数です✌
ごはんを炊くことが自炊への第一歩!

難しいレシピや手の込んだ調理に挑戦するよりも、まずは「毎回ごはんが炊ける」事のほうが実は大事なスキル
水加減や炊き方を自分好みに調整出来るようになったらそれだけで「料理に慣れてきた証拠」です。
もし、家でごはんを炊くことに慣れてきたら、次はもう一歩すすんで「味噌汁」にチャレンジしてみませんか?
※簡単な味噌汁の作り方も、別記事で紹介しています(リンク)
「自炊」というと「全部自分で作らなきゃ」と思いがちですが、そんな必要はありません。
ごはんさえ炊いておけば、スーパーやコンビニのお惣菜、レトルトのカレーや中華丼、ふりかけなど買ってきたものをごはんのおかずとして使えます。
\\ほかほかごはんには美味しいお魚がおすすめ!//

「自炊=すべて手作り」ではありません。
ごはんさえ炊ければ半分は完成していると思ってOKです。
ごはんを炊くという小さな一歩が、あなたの暮らしをちょっと整えてくれるかもしれません。
よくある質問(Q&A)
最後に、これからごはんを炊く人が、つまづきやすいポイントや気になることをまとめました。
「あれ?これどうすればいいんだろう?」と思ったときに参考にしてみてくださいね。
(クリックすると解説が見れます👉️)
基本編
Q1. お米1合ってどのくらい?何人分?
A1. お米1合分の炊きあがりは約330g。茶碗1杯=約150gとすると、2人分の目安です。
Q2. 水の量はどのくらい入れればいいの?
A2. 一般的にはお米1合につき200ml。
炊飯器なら、内釜の目盛り通りでOK!
鍋で炊く場合は米1合に水を230ml。
少し多めがポイントです。
Q3. 無洗米ってどうやって炊くの?
A3. 基本はそのまま水を入れて炊くだけ。
ただし、普通のお米より粒が小さめなので、水は多め(+10〜20ml)が美味しく炊けるコツです。
Q4. 計量カップがないときは?
A4 コップ1杯(200ml)=だいたいお米1合分の目安。
できればキッチンスケールで「150g」を計ると正確です。
炊き方のコツ編
Q5. ごはんがべちゃっとしてしまいます…
A5. よくある原因は以下の3つ:
・水が多すぎる
・蒸らしが足りない
・蓋を途中で開けてしまった
一度、水の量を見直してみましょう!
Q6. 鍋で炊くとき、蓋を開けても大丈夫?
A6. 基本はNG!蓋を開けると中の温度が下がり、うまく炊きあがらなくなる原因になります。
Q7. 早炊き機能ってどうなの?
A7. 早く炊ける分、ちょっと硬め&香り控えめになります。
急ぎの日は便利ですが、ふっくら炊きたい日は「普通炊き」がおすすめ。
Q8. おこげが好きなんですが、作れますか?
A8. 鍋炊きなら最後の1分ほど火を少し強めにしてみてください。
香ばしいおこげができて、ごちそう感アップ!
保存・アレンジ編
Q9. ごはんは冷凍できますか?
9. はい!炊きたてを1食ずつ小分けにしてすぐ冷凍すると、1ヶ月ほど美味しく保存できます。
Q10. 冷凍ごはんの温め方は?
10. ラップごとor冷凍容器のまま、電子レンジで約2分(600W)が目安です。
Q11. 冷凍用におすすめの保存容器はありますか?
11. 「冷凍ごはん容器」を使うがおすすめ!
底にすのこが付いていて、余分な水分が落ち、ふっくら仕上がります。
Q12. 残ったごはん、どうアレンジすればいい?
12. 冷凍ごはんがあると、チャーハンや雑炊、おにぎりにもすぐ活用できます。
ちょっと小腹がすいたときにも便利ですよ♪
その他
Q13. 鍋が小さいと吹きこぼれませんか?
13. ふた付きで、お米と水を入れても余裕がある鍋がおすすめ。
2合炊くなら、直径18〜20cmくらいの鍋が安心です。
Q14. ごはんの匂いが気になります…
14. 炊く前にきちんと研ぐ(2〜3回)、研いだ後に浸水させるのがポイント。
においの原因になる「ぬか」が減って、より美味しくなります。
疲れて帰ってきた日でも、家にごはんがあればすぐに温かい食事にありつけます。
ごはんが炊けるようになるだけで、忙しい日々に少しだけ心のゆとりがプラスされるのです。
ごはんさえあれば、おにぎり・たまごかけごはん・納豆ごはんなど手軽に満足できる方法はたくさんありますよね。

「ごはんが炊けた!」の次は、ぜひ味噌汁にもチャレンジしてみませんか?
具材を入れて煮て、味噌を溶かすだけのシンプルな料理。
ホッとする一杯が、毎日のごはん時間をもっと優しくしてくれますよ
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