自炊を始めたい!と思ったら、まずは必要なのは調理器具です。
でも、「何が必要?」「何から買えば良い?」
と悩んでいませんか?
せっかく買ったのに、ほとんど使わなかった…。
そんな失敗をしないために!
一人暮らしの経験もある、自炊歴11年の管理栄養士が厳選した最低限の調理器具をご紹介します。
まずはこの通り買えばOK!
選び方のコツとおすすめ商品も併せてご紹介します。
まずはこれだけそろえて!基本の調理器具リスト

私が厳選した最低限の調理器具はこちらです。
- フライパン(21〜26cm、フッ素樹脂加工のもの)
- 鍋(直径18cm、高さ10cm。マルチポットも可)
- 包丁(刃渡り18cm程度の三徳包丁)
- まな板(30〜35cm、エラストマー製がおすすめ)
- キッチンバサミ(分解して洗えるもの)
- ボウルとザル(耐熱製を選ぶ)
- 菜箸(100均でOK)
- シリコンスプーン(ひとつで何役にもなる)
- 計量スプーン(レシピを見ながら作るのに必要)
- 計量カップ(耐熱、電子レンジ可のもの)
意外と少なく感じるかもしれませんが、自炊をこれから始めるという方はこれで十分。
まずは自炊に慣れるためこれらの道具で調理してみましょう。
それぞれの道具には選ぶときのポイントがあるので詳しく解説していきます
調理器具を選ぶポイント
調理道具を買う前に気をつけたいポイントが3つあります。
これに注意しないと、せっかく買ったのに使えなかったり、最悪の場合買い直しということもあるので確認してくださいね!
- キッチンの環境を確認する
- 調理器具の素材を確認する
- 全てを100均で揃えない
ポイント①キッチンの環境を確認する
✅キッチンの熱源は?(コンロはガス?IH?)
✅キッチンのシンクの大きさは?(シンクの幅より大きなフライパンは洗いにくい)
✅作業台の幅はどのくらい?(まな板のサイズ選びに関わる)
IHの場合はIH専用の鍋やフライパンを選ばないと使えません。
まな板やボウルは作業台の大きさに収まるものが作業しやすいです。
また、シンクの幅よりも大きなフライパンを購入してしまうと、とにかく洗いにくい!
後片付けが大変になり、一気に自炊のやる気が無くなるので要注意です。
ポイント②購入する調理器具の素材は確認する
調理器具の素材によって、使いやすさや耐久性が変わります。
「使い勝手が良く、長く使えるもの」を意識して選びましょう。
✅電子レンジOKの素材を選ぶ(耐熱ガラス、耐熱プラスチックなど)
✅長く使える丈夫なものを選ぶ(シリコン製のヘラや、エラストマー製のまな板など)
✅手入れしやすいものを選ぶ(鉄のフライパンは手入れが大変で初心者には不向き)
ポイント③すべてを100均で揃えようとしない
100均のキッチングッズは、賢く選べばコスパ最強!
しかし、すべてを100均で揃えるのはNG。
✅100均でOK → 菜箸、シリコンスプーン、ボウル、ザル
✅100均はNG → 包丁、まな板、フライパン、鍋(すぐダメになる可能性大)
100円均には様々なキッチングッズがあります。
安く手に入って初期費用を抑えられるので良いように感じますが、選ぶ道具によってはすぐだめになってしまったり、使い勝手が悪く買い直しが必要になることも。
結果的に追加で費用がかかってしまうので、ポイントをおさえて調理器具によって買い分けましょう。
おすすめの調理器具と選ぶ時のポイント
ここからは、基本の調理器具ごとに選ぶポイントの解説とおすすめ商品を紹介していきます
- フライパン(21〜26cm、フッ素樹脂加工のもの)
- 鍋(直径18cm、高さ10cm。マルチポットも可)
- 包丁(刃渡り18cm程度の三徳包丁)
- まな板(30〜35cm、エラストマー製がおすすめ)
- キッチンバサミ(分解して洗えるもの)
- ボウルとザル(耐熱製を選ぶ)
- 菜箸(100均でOK)
- シリコンスプーン(ひとつで何役にもなる)
- 計量スプーン(レシピを見ながら作るのに必要)
- 計量カップ(耐熱、電子レンジ可のもの)
フライパン
- 直径21〜26cm程度(大きすぎると洗いにくい、フライパンの劣化も早くなる)
- フッ素樹脂加工してあるもの(くっつきにくく、初心者向け)
- コンロの熱源を確認(ガス用かIH用かを確認!)
▼▽上記内容を満たすフライパンはこちら▼▽
鍋
- 直径18cm高さ10cmくらいのもの(煮物、味噌汁、即席ラーメンに丁度いいサイズ)
- マルチポットもおすすめ(煮る、揚げる、炊飯などひとつで何役もこなせる)
▼▽上記内容を満たすお鍋はこちら▼▽
▼▽おすすめマルチポットはこちら▼▽
包丁
- 刃渡り18cmくらいの三徳包丁(どんな食材もこれ1本でOK)
- 100均の包丁はNG(切れ味が悪いものが多く、扱いづらい)
▼▽上記内容を満たす包丁はこちら▼▽
まな板
- 幅30~35cm程で厚みが5mmくらいあるもの
- 優しい刃当たりで包丁の切れ味が長持ちする素材(エラストマー製がおすすめ)
- 熱湯や漂白剤での消毒がOK(お手入れが簡単)
▼▽上記内容を満たすまな板はこちら▼▽
キッチンバサミ
- 分解できるものにする(洗えて衛生的)
- 切れ味が良いものにする(包丁の代わりに使える)
▼▽上記内容を満たすまな板はこちら▼▽
ボウルとザル
- 直径21cm程度
- 耐熱製のもの(電子レンジ調理が可能)
- ザルはパンチタイプかプラスチック素材にする(洗いやすい)
▼▽上記内容を満たすボウルとザルはこちら▼▽

「耐熱」という点を意識すれば100均で購入もOKです
菜箸
- 100均のものでOK!
- シリコンタイプは焦げにくい(ただし食材がつかみにくいことも)
- 先が細くなっているものが使いやすい
シリコーンスプーン
- 炒める、すくう、盛り付けるがこれ1本で叶う
- 無印良品が有名(大サイズがおすすめ)
- ダイソーでも購入可能(低コストで購入できる)
▼▽上記内容を満たすシリコーンスプーンはこちら▼▽
計量スプーン
- 深さがあるものが測りやすい
- 大さじと小さじが一体化しているものだとコンパクト
- 可愛いものや、お洒落なものも(テンションが上がるものを選ぶのもOK!)
▼▽おすすめの計量スプーンはこちら▼▽
計量カップ
- 耐熱ガラスのもの(ボウル代わりや電子レンジ加熱ができる)
- 粉類が測れるもの(スケール代わりになる)
まとめて買いたい場合はこちら
ひとつひとつ買うのが面倒な方は、こちらの一人暮らしセットがおすすめ!
まとめ
最低限これだけそろえればOK!
自炊初心者がまずそろえるべき調理器具と選び方について解説しました。
- フライパン(21〜26cm、フッ素樹脂加工のもの)
- 鍋(直径18cm、高さ10cm。マルチポットも可)
- 包丁(刃渡り18cm程度の三徳包丁)
- まな板(30〜35cm、エラストマー製がおすすめ)
- キッチンバサミ(分解して洗えるもの)
- ボウルとザル(耐熱製を選ぶ)
- 菜箸(100均でOK)
- シリコンスプーン(ひとつで何役にもなる)
- 計量スプーン(レシピを見ながら作るのに必要)
- 計量カップ(耐熱、電子レンジ可のもの)
選ぶときのポイントは
- キッチンの環境を確認する
- 調理器具の素材を確認する
- 全てを100均で揃えない
便利な調理器具がたくさんあるので、つい色々買いたくなってしまいます。
ですが、これだけ揃えればOKなので、最低限のアイテムをそろえて自炊デビューしましょう!
他のものは料理に慣れてきて、必要になったタイミングで買い足せば大丈夫。
無駄な買い物をせず、まずは自炊を楽しんでみてくださいね!
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