「料理を始めたいけど、何を作ればいいかわからない…」
そんなあなたにまずおすすめしたいのが味噌汁です。
味噌汁は、日本の食卓に欠かせない定番メニューですが、実はシンプルな手順で作れます。
簡単なのに、野菜もタンパク質も摂れて、毎日のごはんが一気に豊かになります。
この記事では、味噌汁の基本の作り方から、アレンジレシピ、野菜の使い方まで、初心者でも今日からできるコツをまるっと紹介!
使う食材しだいでアレンジも無限大 !野菜もたくさん使えるので栄養バランスも調整しやすく自炊初心者にピッタリな味噌汁の作り方を覚えましょう。
味噌汁が自炊初心者におすすめな3つの理由
味噌汁が自炊初心者におすすめな理由は以下の3つ
① 簡単につくれる
味噌汁は、特別な技術や高価な食材がなくても作れる料理です。
具材によっては包丁なしでも調理可能です。
例えば、乾燥わかめや豆腐、カット野菜などを使えば、まな板包丁すら必要ありません。
また、手順もシンプルで「鍋で具材を煮て、だしと味噌を加えるだけ」
これなら、料理に慣れていなくても迷わず作れます。
② 野菜がしっかり摂れる
「自炊を始めても野菜不足になりがち…」という人にも味噌汁はおすすめ。
冷蔵庫に余っている野菜を入れるだけで、手軽に栄養が摂れます。
特に、季節の野菜を取り入れると、栄養価が高くなり、旬の野菜の旨味で味噌汁の風味も豊かになりますよ!

③ 1品でおかずにもなる
味噌汁は、肉や野菜を加えることで、ご飯と一緒に食べると十分な満足感が得られるのも魅力的です。忙しいときや「がっつり料理を作るのは面倒…」というときにも、味噌汁があればしっかりした食事になります。
基本の味噌汁の作り方
「味噌汁を作るのは初めて!」という方でも安心の、基本レシピをご紹介します。
具材は豆腐とわかめで紹介していますが、冷蔵庫にあるお好みの具材に変えて作ってみてくださいね。
後半には「おすすめの食材」もまとめているのでチェックしてください。
材料(1人分)

- 水…200ml
- 味噌…大さじ1/2
- 顆粒だし…小さじ1/3
- お好みの具材
・豆腐…75g(小さめ1/2パック)
・乾燥わかめ…ひとつまみ
作り方
- STEP1具材を準備する
味噌汁にいれる食材を切ります。
(今回は豆腐なのでスプーンでそのまますくって大丈夫です) - STEP2鍋に水と豆腐を入れて中火にかける
火が通るのに時間のかかる食材はここで鍋に入れて一緒に火を通します。
- STEP3沸騰したら、顆粒だしと乾燥ワカメを入れる
- STEP4火を止めて、味噌を溶く
あらかじめ少量のだし汁で溶いてからいれるとだまになりません。
面倒に感じる人には味噌マドラーが便利! - STEP5味噌を入れたら沸騰させないように温める
味噌の風味が飛ばないように、沸騰させないことがポイント!
- STEP6完成!
美味しく作る4つのコツ

簡単に作れる味噌汁ですが、ちょっとしたコツでさらに美味しく作れます。
味噌汁を美味しく作る4つのコツをご紹介します。
① 味噌を入れたら沸騰させない!
味噌は加熱しすぎると香りや風味が飛んでしまいます。
火を弱め、じんわり温めるイメージで仕上げるのがポイント。
② 具材を入れるタイミングを知ろう
食材によってそれぞれ鍋にいれるベストなタイミングが異なります。
具材を入れるタイミングを知っていれば、「具材が生っぽい」、「クタクタになってしまった」
という失敗を減らせます。
- 火が通りにくいもの → 水から早めに
(例)人参、大根、じゃがいもなどの硬い野菜 - すぐ火が通るもの → 沸騰してから
(例)小松菜・いんげん・わかめ・ねぎなど - 臭みの出やすいもの → 沸騰してから
(例)肉、魚など
③食材の切り方を工夫する
④素材にこだわる
少しこだわって顆粒だしやだしパックを選ぶと、手軽に本格的な味わいに。
「出汁」と「味噌」と「野菜」のシンプルな組み合わせだからこそ、一つ一つの素材をこだわることで、美味しさが引き立ちます
こだわりの出汁で“旨味アップ”させよう
合わせ出汁、いりこだし、あごだしなど出汁の種類を変えるだけで旨味が大きく変化します。
だしパックや顆粒だしなら、お鍋にいれるだけで簡単に本格的な出汁がとれるので、自炊初心者でも失敗しにくいんです。
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味噌は“ちょっといいもの”を選ぼう
味噌汁の味を決める「味噌」こそ、ちょっといいものを選ぶと満足度がぐっと上がります。
味噌の種類によって味が変わるので、添加物の少ない昔ながらの味噌や、地方のこだわり味噌など、試してみると味噌汁の世界が広がります。
まろやかな甘みの強いもの、コクがあるもの、旨味の強いものなど、一口目で味の違いを実感出来るので比べてみるととても楽しいのでおすすめです。
野菜の定期便で“旬の味”を楽しもう
シンプルだからこそ、素材の美味しさが引き立つので、野菜にこだわるのはとってもおすすめ!
野菜の定期便は、季節の野菜やこだわりの野菜が届くので間違いありません。
どんな野菜を買ったら良いの?と悩む人にこそおすすめです。

具材選びのポイント

どんな野菜を使ったら良いかわからない…という人向けに
具材選びのポイントやおすすめ食材をご紹介します。
定番の具材
まずは定番の具材で味噌汁をマスターしましょう。
豆腐、わかめ、ネギ、油揚げ、キャベツ、大根、人参、玉ねぎ、小松菜、ほうれん草、もやし、いんげん、しめじ、えのき …など
迷ったときはこの中から2種類程を選んで入れてみてください
どの組み合わせでも味噌汁は失敗知らずなので安心してくださいね!
季節の食材
旬の野菜は旨みがたっぷりで栄養価も高く、季節を感じられておすすめです。
旬の食材は収穫量が増えるので価格も落ち着いていることが多いのもうれしいポイント。
春:たけのこ、菜の花、春キャベツ、アスパラ、さやえんどう
夏:モロヘイヤ、オクラ、みょうが、トマト、かぼちゃ
秋:きのこ、秋ナス、さつまいも
冬:里芋、白菜、ごぼう、春菊、ほうれん草、カブ …など
「どんな野菜を買えばいいかわからない」という人にはお野菜の定期便がおすすめです。
自分では買わないような野菜や、今が旬のお野菜をプロが厳選して届けてくれます。

包丁なしで作れる食材
包丁が苦手な方は、スーパーなどで売られているカット済み野菜を使ったり、手やキッチンバサミで切れる食材なら包丁なしでも作れます。
スーパーで購入できるカット野菜のおすすめ
・キャベツ
・もやし
・白菜
・冷凍ほうれん草
・冷凍かぼちゃ
・冷凍インゲン
手やキッチンバサミで切れる食材
・キャベツ
・レタス
・小松菜
・油揚げ
・ネギ
飽きない!変わり種味噌汁アイデア
定番食材に慣れてきたら、いつもと違う変わり種味噌汁に挑戦してみてはいかがですか?
食材を買えるだけで、「味噌汁ってこんなに変われるんだ!」と思える、ちょっと新しい一杯。ぜひ試してみてくださいね。
自炊の第一歩は「ごはんと味噌汁」から

野菜もタンパク質も簡単に摂れるお味噌汁は自炊の味方!
ご飯と味噌汁さえあれば立派な食事です。
自炊初心者さんはご飯と味噌汁をマスターすれば、自炊の一歩が踏み出せます。
使用する食材も少なく、火が通ればOKなので、包丁を使い慣れていなくても大丈夫。
味噌汁は、火加減の調整や包丁を使うなど練習にももってこいです。
「ごはんと味噌汁」は自炊の基本中の基本でありながら、丁寧に作るとそれだけで満足できる食卓になります。自炊初心者にとって調理のハードルが低く、毎日活用できる「最強のセット」
自炊は苦手だな、と感じている人こそ一歩踏み出して挑戦してみてください!
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