自炊を失敗しないコツ|初心者向は覚えておきたい料理の基本ルール

料理のコツ
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「頑張って作ったのに味が薄い・濃すぎる…」

「レシピ通りに作ったのになんだか美味しくない…」

こんな経験はありませんか?

せっかく作るなら失敗したくないですよね。

料理の基本を知っておくだけで、失敗を防ぎ、美味しく作れるようになりますよ!


この記事では、自炊初心者が失敗しないために押さえておきたい4つの基本のコツを紹介します。


こんな人におすすめ
  • これから自炊を始める人
  • 失敗したくない人
  • 料理が苦手だなと思っている人



自炊を始める前に知っておきたい4つのコツ


1.下処理を丁寧にする
2.しっかり計量する
3.火加減を覚える
4.食中毒に注意する


基本のコツ① 下処理を丁寧にする

料理の仕上がりを左右するのは、実は下ごしらえ」から!
適当にやると、火の通りや食感がバラバラになり、美味しく仕上がりません。

食材は同じ大きさに切る


食材の大きさがバラバラだと、一部分だけ火が通ってない、など仕上がりが均一になりません。
特に炒め物や煮物では、食材を同じ大きさに切り揃えることが大切 です。

ポイント
  • 同じ食材は同じ大きさ・厚さに切る
  • 肉 → 繊維を断ち切る方向に切ると柔らかくなる
  • 野菜 → 繊維に沿って切るとシャキシャキ感がアップ


葉物野菜はお湯から茹でる

ほうれん草や小松菜などの葉物野菜は、お湯から茹でると色鮮やかに仕上がります。

ポイント
  • 塩を少し入れる → 色がきれいに仕上がる
  • 茹ですぎに注意 → 食感を損なわないよう短時間で


根菜類は水から茹でる


大根・じゃがいも・にんじんなどの根菜類は、水から茹でることで甘みが引き出されます。


ポイント
  • じっくり火を通す → 柔らかくなり、味がしみこみやすい
  • 調味料は下茹で後→食材に味が染み込みやすく、風味も保たれる
  • 電子レンジを活用→下茹での時間短縮に


肉や魚は解凍してから使う


一人暮らしの場合、余った肉や魚などを冷凍保存することがよくありますよね。
冷凍のまま焼くと、中が生焼けになりやすく、周りだけ焦げる原因に。
しっかり解凍してから調理しましょう。

ポイント
  • 冷蔵庫で解凍 → ドリップが出にくい
  • 解凍プレート活用→時短でドリップも出にくい
  • 流水解凍→早く解凍できるがドリップが出やすい


ドリップが出てしまうと食材の水分や旨味が抜けてしまい仕上がりに影響するため要注意!

解凍プレートの活用など、できるだけドリップが出ないように工夫しましょう。


解凍プレートは時短になるのでおすすめです!


基本のコツ② しっかり計量する

初心者のうちはしっかり計量することが大切です。
特に調味料の入れすぎや、分量の量り間違いは味が決まらない原因になります。
正しい計量の方法をマスターしましょう!

計量の基本

レシピに「大さじ1」と書いてあったら、どのくらいの量を入れますか?
適当にすくってしまうと、実際の量がバラバラになり、味が安定しません。

大さじ

粉物の大さじ1=計量スプーンですくい、表面を平らにした量(すり切る)

液体の大さじ1=液体を表面張力でぎりぎりこぼれないところまでいれる

特に粉類(小麦粉、片栗粉など)は、すり切りで測らないと大きく分量がズレるので注意


少々


「少々」 = 指2本分(親指と人差し指)でつまんだ量(約0.5g)

ひとつまみ

「ひとつまみ」指3本(親指・人差し指・中指)でつまんだ量(約1g)

調味料はあらかじめ計量しておく

食材をフライパンで加熱中に調味料を計りながら加えていくやり方だと、焦げや煮詰まりの原因になります。

あらかじめ計量しておき、あわせ調味料として、混ぜておくと慌てずに済みますし、味が均一につくので美味しく仕上がります。


調味料はいっぺんに入れない

「8割調味」という言葉をご存知ですか?

調味料を最初から全部入れずに、分量の8割だけ入れて味見をし、足りなければ少しずつ足すという方法です。

味が薄ければ足せますが、濃すぎた場合は修正が難しいです。

途中で味見をするのも成功の秘訣!

特に塩や醤油は入れすぎると取り返しがつかないので、慎重に調整しましょう。


火加減を知る

「炒めてたら焦げた」「中まで火が通っていない」 という失敗は、火加減が原因かもしれません。

レシピに出てくる火の強さがどのくらいなのか覚えると失敗がぐっと減り、食材を美味しく調理できます。


火の様子と鍋の様子をチェックしてみよう

中火、弱火などの火加減を確認するときのポイントは火の様子と鍋の中身の様子を確認する事!

火の強さと、それぞれの様子を知っておきましょう。

火の様子

  • 強火 →火が鍋底に広がり行き渡るくらい
  • 中火 →火の先端が鍋底に当たるくらい
  • 弱火→火の先端が鍋底に当たらないくらい
  • とろ火→ 火が消えないぎりぎりの弱さ

鍋の中の様子

  • ぐらぐら→強火で加熱。中の具が激しく動いている状態(例:麺類を茹でているとき)
  • ぐつぐつ→中火で加熱。中の具が軽く動く状態(例:野菜などを茹でている時)
  • ふつふつ→中身の具が踊らないように静かに煮立つ状態(例:煮物を煮ている時)
  • ことこと→表面に湯気はたっているが、鍋の中身はほとんど変化がない状態(例:カレーの煮込み)

衛生面に気をつける

自炊で最も気をつけたいのは食中毒
基本のポイントを押さえて、安全に料理を楽しみましょう。

食中毒を防ぐポイントはこの3つ

  • つけない
  • やっつける
  • 増やさない

【つけない】調理前には手を洗う

手についた菌が食材に移るのを防ぐため、調理前なま肉などを触ったら必ず手を洗うこと!

✅ 手に傷がある場合は絆創膏+手袋を使用 しましょう!

傷口から菌が食材に移ってしまう事があります。

【つけない】下処理の順番に注意!

下処理は生野菜生肉や生魚の順に切ります

生肉や生魚を切った包丁やまな板がしっかり洗えていない状態で生野菜を切ると野菜に菌が付着し食中毒の原因に。

生で食べる食材→火を入れる食材の順で切るのが安心です。

【やっつける】加熱はしっかりと

食中毒菌のほとんどは75℃以上、1分の加熱で殺菌されます。

特に肉類は生焼けに注意し、中心までよく加熱してください。

【増やさない】常温で放置しない

食中毒菌が活発になるのは人間の体温に近い温かい状態です。

10℃以下になると菌の活動が緩やかになります。

菌の増殖を防ぐには、活動的になる時間をなるべく短くする事が重要!

  • 多めに作った料理は保存容器に小分けにして早く冷ます
  • 残った食事は冷蔵庫で冷やす
  • お弁当は粗熱を取ってから蓋をする

手を加えた食品は常温放置せず、必ず冷蔵庫や冷凍庫で保管しましょう。

保存しておいた食事を食べるときは、電子レンジ等でしっかりと再加熱してから食べてくださいね。


まとめ

今回は自炊初心者が失敗しないために押さえておきたい料理の基本を紹介しました。

1.下処理を丁寧にする
2.しっかり計量する
3.火加減を覚える
4.食中毒に注意する

この4つを意識するだけで、料理の失敗がぐっと減ります。

「なんだかうまくいかないな…」と思ったら、ぜひこの記事を見直してみてくださいね!

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